日本ファクトチェックセンターがAI活用 LINEでユーザーからの質問に答えます

日本ファクトチェックセンターがAI活用 LINEでユーザーからの質問に答えます

日本ファクトチェックセンター(JFC)は12月8日、AIを活用してファクトチェックをLINEユーザーに届けるサービスを開始します。サンフランシスコに本拠を置くグローバルな非営利組織Meedanの技術を活用し、AIによるLINEボットがユーザーからの質問にJFCのファクトチェック記事で回答します。

AIがJFCデータベースを活用して回答

JFCは昨年10月の設立からこれまでに約200本のファクトチェック記事動画を公開しており、現在は毎月約20本の記事と4本のショート動画をウェブサイト、YouTube、各種ソーシャルメディアなどで配信しています。

今回、公開するLINEボットはJFCのデータベースと接続されています。LINEアプリで日本ファクトチェックセンターを友達に追加(URLとQRコードは記事の下部)し、質問すると、AIが関係しそうな記事を自動的に返信します。

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ユーザーが寄せた質問をもとに情報の検証も

また、データベースの中に関連しそうな記事がない場合には、その質問はJFCに届けられます。

この機能によって、JFCは拡散している誤情報/偽情報をLINEユーザーからいち早く知ることもできます。JFCが関連するファクトチェック記事を公開した際には、質問者に自動的に送信される仕組みです。

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テクノロジー活用やコラボレーションを広げます

Meedanはジャーナリズムやデジタルリテラシー、情報アクセスを強化するテクノロジー開発に取り組むグローバルな非営利団体で、今回、JFCが活用するAIボットの技術は、世界中55のファクトチェック機関やメディアに提供されています。日本ではJFCが初めてとなります。

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生成AIによる誤情報/偽情報の拡散が話題となる中、JFCでは今後もAIなどのテクノロジー活用や研究機関・専門家との協力を広げていく計画です。

LINEアカウントと問い合わせ先

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今回のリリースへの問い合わせはこちらまでお寄せください。

検証手法や判定基準などに関する解説は、JFCサイトのファクトチェック指針をご参照ください。

「ファクトチェックが役に立った」という方は、シェアやいいねなどで拡散にご協力ください。誤った情報よりも、検証した情報が広がるには、みなさんの力が必要です。

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