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参政党・神谷代表「多国籍企業がパンデミックを引き起こした」? 検証済みの誤情報【#参院選ファクトチェック】
7月2日の党首討論会で、参政党・神谷宗幣代表が「彼ら(多国籍企業)はいろんなことをやります。パンデミックを引き起こしたということも噂されています」と発言しました。そういう「噂」はありますが、過去に繰り返し誤りだと検証されています。 検証対象 7月2日、参議院選挙に向けて日本記者クラブ主催の党首討論会が開かれた。討論会の様子はYouTubeでも配信されている。 討論会の中で、参政党の神谷宗幣代表は多国籍企業について触れ、「彼らはいろんなことをやります。パンデミックを引き起こしたということも噂されています」と発言した(JNPC”8党党首討論会 2025.7.2”)。 検証過程 「噂」に触れつつ、根拠の提示はなし 神谷代表は討論会で一番訴えたいこととして「日本人ファースト」を掲げ、多国籍の企業について以下のように発言した(JNPC”8党党首討論会 2025.7.2”)。 (以下、引用) この30年の経済、停滞している背景にはグローバリズム、というものがあると思います。 多国籍の企業が国境を超えて規制を緩和し、自分たちのところにお金を集める、そうすると