JFCへの支援と会計
日本ファクトチェックセンター(JFC)はファクトチェックを無料で提供しています。誤情報や偽情報が無料で拡散しているのに、その誤りを指摘する検証記事が有料では、対抗することができないからです。
そのため、JFCでは活動資金を主に寄付や助成金などに頼っています。組織の透明性を保つため、定期的に予算や新たな資金援助などの情報をこちらで開示していきます。
JFCへの支援
JFCは2022年10月の設立に際し、Google.orgから150万ドル、Yahoo!JAPANから2000万円の援助をいただきました。
さらに2年目となる2023年10月にLINEヤフーから500万円、同12月にMetaからは400万円の援助をいただいています。
JFCは情報環境をより良くし、健全な民主主義社会を守るためにファクトチェックとメディアリテラシーの普及に取り組んでいます。活動を維持・強化していくために、賛同していただける様々な企業や団体、個人の方々からの幅広い支援をお願いしていきたいと考えています。
JFCの会計
外部からの独立だけでなく、運営団体であるSIAからの独立性も担保するため、SIAとJFCの予算は別口座でそれぞれ独立して管理しています。
ここでは会計年度ごとの資料を公開していきます。初年度は2022年10月1日の設立から2023年3月末までの会計です。以後、3月末の会計年度の終了日後に6月にSIAの理事会で承認された資料を順次公開します。
追記(2024年7月12日): 会計の透明性を上げるため、2022年度分に遡ってSIAの収入の内訳も公開いたします。
2023年度会計
JFCの2023年度(2023年4月-2024年3月)の収支報告はこちら。
Google.org、LINEヤフー株式会社、Metaからの助成金などで8267万6499円、その他にニュース配信で合計収入は8346万6733円です。支出は国際大学グロコムと実施した2万人調査などで研究開発費に2061万3505円を計上するなど、合計7014万1389円です。
差額はリテラシー向上に向けたコンテンツ制作(YouTube動画など)の支出に向けて2024年4月以降に繰り越しています。
また、SIAの2023年度収入の内訳はこちらです。
2022年度会計
JFCの2022年度(2022年10月-2023年3月)の収支報告はこちら。
Google.orgとヤフー株式会社からの助成金などで1億2403万5538円の収入に対し、支出は設立準備期間も含めて3651万7596円。
差額は外部機関との調査研究やファクトチェックのためのツール開発、リテラシー向上のための教材開発などに向けて繰り越しています。
また、SIAの2022年度収入の内訳はこちらです。
JFCに支援いただいた団体一覧
(2024年1月末現在)
Google.org
LINEヤフー株式会社
Meta