【追記あり】NHKの足立氏、日本ファクトチェックセンターのアドバイザーに

【追記あり】NHKの足立氏、日本ファクトチェックセンターのアドバイザーに

日本ファクトチェックセンター(JFC)は、ファクトチェックやメディア情報リテラシー普及のため、他団体や専門家とのコラボレーションを広げています。12月11日からはNHK報道局ネットワーク報道部デスクの足立義則氏がアドバイザーとしてJFCに参加します。

追記(2024年4月1日)

足立氏は4月からファクトチェックをテーマにしたNHKの番組に定期出演するため、JFCアドバイザーは2024年3月31日で退任となりました。

NHKのデジタル発信を担当

足立氏は1992年にNHKに記者として入局。ニュースデスクを経て2012年からは報道のデジタル発信を担当してきました。データ報道やデジタル技術を活用した新たな表現に取り組み、ソーシャルメディア上の情報を収集分析するNHKソーシャルリスニングチームSoLTを設立し、運営に携わっています。

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足立義則氏

足立氏はNHKでの業務を続けながら、その豊富な経験を活かして、JFCのファクトチェックやメディア情報リテラシー教育の普及などの業務にアドバイスをしていただきます(ファクトチェック記事の編集業務には足立氏は携わりません)。

足立氏のコメント
「これまで報道のデジタルコンテンツ制作やSNSの情報収集、発信に携わってきた経験が、ファクトチェックやメディアリテラシーの普及、向上に何らかお役に立てればと思います」

古田大輔JFC編集長のコメント
「NHKで長くデジタル発信を担当し、ソーシャルリスニングチームでの経験もある足立さんの知見は、JFCのファクトチェック能力の向上に大きく資すると期待しています。これからも多くの専門家や組織とコラボしていきたいと考えています」

組織や業界を横断するコラボレーションを強化

JFCはサンフランシスコに拠点を置くグローバルなテックNPOのMeedanと協力して、AI活用してユーザーからの偽情報に関する質問に答えるLINEボットを開始するなど、組織や業界を超えたコラボレーションを強化しています。

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LINEボットはこちら

足立氏のように他の報道機関からのアドバイザーとしての参画の他、ファクトチェックの研修受け入れや、教育機関とのメディアリテラシー講座、研究機関との共同調査などにも取り組んでいく計画です。

ご関心をお持ちの方はこちらよりお問い合わせください。


足立義則氏略歴

NHK報道局ネットワーク報道部デスク。1992年から記者として社会部、科学文化部などでITを中心に事件事故、災害など幅広く取材、番組制作。2012年から報道のデジタル発信を担当。ウェブコンテンツ制作やSNSの情報収集、発信業務等にあたる。

検証手法や判定基準などに関する解説は、JFCサイトのファクトチェック指針をご参照ください。

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繰り返す災害時の偽情報/欧州でプラットフォーム事業者への批判高まる【今週のファクトチェック】

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日向灘を震源とする地震が発生すると別の災害の映像や人工地震説の偽情報が拡散しました。ヨーロッパでは、偽情報の拡散へのプラットフォーム事業者の対策を疑問視して批判を強めています。パリ市はXの利用をやめました。 ✉️日本ファクトチェックセンター(JFC)がこの1週間に出した記事を中心に、その他のメディアも含めて、ファクトチェックや偽情報関連の情報をまとめました。同じ内容をニュースレターでも配信しています。登録はこちら。 JFCからのニュース セミナー「新たなテクノロジーと偽情報 -AIの脅威と活用-」 AIなどを活用したデジタル・プロパガンダの研究者として知られるサミュエル・ウーリー ピッツバーグ大准教授が来日するのを機に、国境を超えて拡散する偽情報や影響工作、そこにテクノロジーがどのような影響を与えているのかを国内の専門家を交えて議論します。日英通訳あり。無料。 日時:1月30日午後6時-7時半 場所:早稲田大学22号館201室(東京都新宿区西早稲田1-7-14) 共催:日本ファクトチェックセンター(JFC)、Code for Japan、早稲田大次世代

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食品の放射能残留基準をゆるく変更? 2012年から逆に厳しくなった【ファクトチェック】

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