JFCファクトチェック講師養成講座 申込はこちら

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日本ファクトチェックセンター(JFC)は、ファクトチェックやメディア情報リテラシーに関する講師養成講座を月に1度開催しています。講座はオンラインで90分間。修了者には認定バッジと教室や職場などで利用可能な教材を提供します。

次回の開講は2月15日(土)午後2時~3時半で、お申し込みはこちら

https://jfcyousei20250215.peatix.com/view

受講条件はファクトチェッカー認定試験に合格していること。講師養成講座は1回の受講で修了となります。

受講生には教材を提供

デマや不確かな情報が蔓延する中で、自衛策が求められています。「気をつけて」というだけでは、対策になりません。最初から騙されたい人はいません。誰だって気をつけているのに、誤った情報を信じてしまうところに問題があります。

JFCが国際大学グロコムと協力して実施した「2万人調査」では実に51.5%の人が誤った情報を「正しい」と答えました。一般に思われているよりも、人は騙されやすいという事実は、様々な調査で裏打ちされています。

JFCではこれらの調査をもとに、具体的にどのような知識と行動が偽・誤情報対策として有効かを分析し、誰でも無料で視聴できる「ファクトチェック講座」を2024年7月に公開しました。

講師養成講座は、このファクトチェック講座の内容を「中高生向け」「学生・社会人向け」「シニア向け」などに分類し、講師としてそれぞれの教育対象に教える際のポイントを学びます。

受講生には、教室や社内研修、社会人向けセミナーなどで使用可能な教材を提供いたします。

受講手続き

ファクトチェック講座の内容が基礎となっているため、講座の受講希望者はまずJFCファクトチェッカー認定試験を受験し、ファクトチェッカーバッジを取得した上で講師養成講座にお申し込みください。

JFCファクトチェッカー認定試験 教材と申し込みはこちら
日本ファクトチェックセンター(JFC)はJFCファクトチェッカー認定試験を開始します。YouTubeで公開しているファクトチェック講座から出題し、合格者に認定証を授与します。 拡散する偽・誤情報から身を守るために 偽・誤情報の拡散は増える一方で、皆さんが日常的に使用しているSNSや動画プラットフォームに蔓延しています。偽広告や偽サイトへのリンクなどによる詐欺被害も広がっています。 JFCが国際大学グロコムと実施した2万人を対象とする調査では、実際に拡散した偽・誤情報を51.5%の割合で「正しいと思う」と答え、「誤っている」と気づけたのは14.5%でした。 自分が目にする情報に大量に間違っているものがある。そして、誰もが持つバイアスによって、それが自分の感覚に近ければ「正しい」と受け取る傾向がある。インターネットはその傾向を増幅する。 だからこそ、ファクトチェックやメディアリテラシーに関する知識が誰にとっても必須です。 JFCファクトチェック講座と認定試験 JFCファクトチェック講座(YouTube, 記事)は、2万人調査を元に偽・誤情報の拡散経路や

講師養成講座はオンラインで90分間。原則、月に1回開講する予定です。開講予定はニュースレター(無料)で告知しますので、ご登録がまだの方はぜひ、ニュースレターにご登録ください。

講座に関するお問い合わせはこちら

判定基準などはJFCファクトチェック指針をご参照ください。

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ファクトチェックやメディア情報リテラシーについて学びたい方は、こちらの無料講座をご覧ください。ファクトチェッカー認定試験や講師養成講座も提供しています。

理論から実践まで学べるJFCファクチェック講座 20本の動画と記事を一挙紹介
日本ファクトチェックセンター(JFC)は、YouTubeで学ぶ「JFCファクトチェック講座」を公開しました。誰でも無料で視聴可能で、広がる偽・誤情報に対して自分で実践できるファクトチェックやメディアリテラシーの知識を学ぶことができます。 理論編と実践編の中身 理論編では、偽・誤情報の日本での影響を調べた2万人調査の紹介や、間違った情報を信じてしまう背景にある人間のバイアス、大規模に拡散するSNSアルゴリズムなどを解説しています。 実践編では、画像や動画や生成AIなど、偽・誤情報をどのように検証したら良いかをJFCが検証してきた事例から具体的に学びます。 JFCファクトチェッカー認定試験を開始 2024年7月29日から、これらの内容について習熟度を確認するJFCファクトチェッカー認定試験を開始します。誰でもいつでも受験可能です(2024年度中は受験料1000円、2025年度から2000円)。 合格者には様々な技能をデジタル証明するオープンバッジ・ネットワークを活用して、JFCファクトチェッカーの認定証を発行します。 JFCファクトチェッカー認定試験

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フジテレビ第三者委員会の弁護士は社外取締役? そのような事実はない【ファクトチェック】

フジテレビ第三者委員会の弁護士は社外取締役? そのような事実はない【ファクトチェック】

中居正広氏と女性のトラブルにフジテレビ社員が関与していたなどと報じられたことをめぐり、この疑惑を調査する第三者委員会委員長の竹内朗弁護士が同社の社外取締役との情報が拡散しましたが、誤りです。竹内弁護士がフジテレビジョン、及び親会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMH)の社外取締役を務めている事実はありません。 検証対象 2025年1月27日、フジテレビの記者会見の中継画像を引用しながら「第三者委員会の弁護士は、社外取締役という時点でアウト(根回し)」などと主張する投稿が拡散した。 投稿は1月29日時点で166万件以上のインプレッションを獲得している。 検証過程 記者会見で問われた第三者委員会の独立性 1月27日の記者会見では、フジテレビが設置した第三者委員会の独立性について質問が出ていた。第三者委員会がスタートする前に、23日の社員集会の中で嘉納修治会長が委員長として竹内朗弁護士の名前を出していたからだ。 記者会見で嘉納会長は「事務方から第三者委員会の弁護士として竹内弁護士の名前が上がり、挨拶に行った。その際取締役会の決議があって第三者委員

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兵庫県知事選に出馬した稲村和美氏が自身の退職金を5倍にした? 本来額からはむしろ減った 【ファクトチェック】

兵庫県知事選に出馬した稲村和美氏が自身の退職金を5倍にした? 本来額からはむしろ減った 【ファクトチェック】

2024年の兵庫県知事選に出馬した稲村和美氏が自身の退職金を5倍にしていたという情報が拡散しましたが、誤りです。1期目に本来は3400万円の退職金を公約で470万円に減額。2期目は正式な審議会で決まった2260万円が支払われており、従来額からはむしろ減っています。 検証対象 兵庫県知事選のさなかだった2024年11月13日、「稲村和美氏が自身の退職金を5倍にしていた」という情報がYouTubeで拡散した。 このショート動画では稲村氏について「市長時代に自身の退職金を470万円から2260万円の約5倍に引き上げていて話題になっている」と説明している。 検証過程 稲村和美氏は2010年から3期に渡り尼崎市長を務め、2022年に退任。その後2024年11月の兵庫県知事選挙に無所属で立候補したが落選した。 検証対象の動画が投稿され、拡散したのは兵庫県知事選の投開票日(11月17日)の4日前だ。 稲村氏が受け取った退職金 尼崎市長には任期ごとに退職手当が支給され、稲村氏は尼崎市長時代、1期目に約470万円、2期目以降は約2260万円の退職金を受け取ってい

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トランプ大統領が「ダボス会議のエリートたちに彼らの反人類的計画は終わった」と告げた?そのような発言はない【ファクトチェック】

トランプ大統領が「ダボス会議のエリートたちに彼らの反人類的計画は終わった」と告げた?そのような発言はない【ファクトチェック】

トランプ大統領がダボス会議の出席者に「彼らの反人類的計画は終わった」と告げた、という情報が拡散しましたが、誤りです。そのような発言はありませんでした。 検証対象 2025年1月24日、「トランプ大統領は新世界秩序に宣戦布告し、ダボス会議のエリートたちに彼らの反人類的計画は終わったと告げた」という情報がXで拡散した。 2025年1月28日現在、この投稿は2600件以上リポストされ、表示回数は66万5千件を超える。投稿には「トランプさんがいつも高次元から守護されますように🙏」「👏👏👏」などのコメントがついている。 検証過程 世界経済フォーラム(WEF)の年次総会「ダボス会議」は、例年この時期にスイスで開かれる。トランプ大統領は1月23日の公開討論にオンライン参加し、演説をしている。 討論には、運用資産が約150兆円の世界的投資会社「ブラックストーン・グループ」会長兼CEOスティーブン・シュワルツマン氏、サンタンデール銀行会長アナ・ボティン氏、フランスのエネルギー大手トタルエナジーズ会長兼CEOパトリック・プヤンヌ氏、米金融大手バンク・オブ・

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松山空港「蛇口からみかんジュース」が中国人観光客の影響で撤去? 運営会社が否定【ファクトチェック】

松山空港「蛇口からみかんジュース」が中国人観光客の影響で撤去? 運営会社が否定【ファクトチェック】

愛媛・松山空港の「蛇口からみかんジュース」が中国人観光客が大容量の水筒で大量に持ち帰ったことが原因で撤去された、との情報が拡散しましたが、誤りです。運営会社は「変わらず販売している」と否定しています。 検証対象 2025年1月26日、「[自民党の宝]/愛媛県の名物!松山空港に設置されていた愛媛みかん🍊オレンジジュースの蛇口飲料機は、中国人観光客が大容量の水筒を持参して大量にジュースを持ち帰ったため、撤去されてしまいました」というXの投稿が拡散した。 この投稿は2025年1月30日現在、320万回以上の閲覧回数と9500件以上のリポストを獲得している。また、この投稿はほぼ同じ内容の中国語で書かれた投稿を引用している。この投稿も344万回以上の閲覧回数となっている。 拡散した投稿をめぐって、愛媛新聞が1月27日に「松山空港みかんジュース蛇口『撤去』はデマ」と報じている。 検証過程 「蛇口からみかんジュース」は現在も稼働 松山空港にある『蛇口からみかんジュース』は、専用カップを購入した客が自分で蛇口をひねってジュースを注ぐ商品だ。空港内のショップ「O

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