東京新聞編集局の偽Xアカウントが出現 公式が注意喚起
東京新聞編集局の偽Xアカウントが出現しています。公式アカウントが「投資の勧誘をする『なりすまし』アカウントが確認されています。東京新聞とは全く関係ありません」と注意を呼びかけています。
リプライに投資を呼びかける偽アカウント
X(旧Twitter)で東京新聞編集局の投稿にリプライ形式で投資を呼びかけるなりすましのアカウントが出現した。
2024年5月8日、東京新聞編集局の公式アカウントが「『東京新聞編集局』を名乗って、同じアイコン、背景を使って投資の勧誘をする『なりすまし』アカウントが確認されています。東京新聞とは全く関係ありません」と注意を呼びかけている。
なりすましアカウントは、公式アカウントの投稿にツリー形式で表示されるリプライを付けている。公式アカウントと同じアイコンでLINEの友達追加を促している。
公式アカウントは8万以上のフォロワーがいるのに対し、偽アカウントは5月9日15時の時点で0人だ。またIDも英数字の羅列になっている。
あとがき
著名人のなりすましアカウントや偽の広告がSNSに次々と出てきています。詐欺サイトへの誘導や個人情報を取られる危険があり、すでに巨額の詐欺被害が出ているケースもあります(NHK)。
著名人や今回のようなマスメディアによる投資の呼びかけやLINEへの誘導を見かけたらまず疑う、そしてフォロワーの数やIDをチェックすることを心がけましょう。日本ファクトチェックセンター(JFC)では、これまでも政治家のなりすましアカウントについて記事を出しています。
検証:木山竣策
編集:宮本聖二、野上英文
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